あらゆる手術にはリスクが伴いますが、当院では高性能な機器・設備を整えて、眼科専門医が手術を行うことで、リスクを最小限に抑えています。
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入院不要・日常生活に早く復帰できる日帰り手術
日帰り白内障手術・緑内障レーザー治療を行っています
高槻市西町にあるなかつぼ眼科では、レベルの高い技術と高性能な医療機器を駆使して、患者様の負担を最小限に抑えた日帰り手術を行っております。
現在、当院では白内障手術と緑内障レーザー治療を実施しております。入院の必要がないので日常生活に及ぶ影響は少なく、短時間で白内障・緑内障の治療が受けられます。
日帰り手術のメリット
日常生活に早く復帰できる
日帰り手術はお体への負担が少ないため、入院手術と比べて日常生活に早く復帰していただくことが可能です。家事・育児やお仕事への影響が最小限に抑えられます。
ストレスが少ない
入院を伴う手術の場合、入院生活がストレスとなることもあります。日帰り手術でしたら手術当日に帰宅できるので、ご自宅でリラックスして過ごせます。
感染症リスクが低減
最も懸念される手術後の合併症の一つが感染症です。日帰り手術では病院内での長期滞在がないため、耐性菌による感染リスクが大幅に低減します。
入院手術と同等の効果
医療技術の進歩により、現在では日帰り手術であっても、入院手術と同等の効果が得られるようになっています。
日帰り手術の注意点
次のような方は日帰り手術が受けられない場合があります。
重篤な全身疾患がある方
重篤な全身疾患がある場合、日帰り手術の適応とならない場合があります。
進行した認知症の症状がある方
認知症が進行していると、術後の医師の指示が理解できないなど、安全に治療が進められない場合があるため、日帰り手術では対応しきれないことがあります。
ひとり暮らしで歩行困難なため、術後の通院が難しい方
ひとり暮らしで移動に制限があるなど、術後の通院が困難な場合は、日帰り手術の是非を慎重に判断する必要があります。
ご不明な点があればお気軽にお問い合わせください
ただしこれらに該当する場合でも、ご家族や介護者の十分なサポートがあれば日帰り手術を受けることが可能な場合もあります。
ご不明点や心配なことがございましたら、お気軽に当院へお問い合わせください。
なお、入院での手術が安全かつ適切と判断した場合には、連携する地域の専門病院をご紹介させていただきます。
当院の日帰り手術の特徴
経験豊富な眼科専門医が手術を担当
当院の院長は白内障を専門としており、これまで多数の眼科手術を行って参りました。これまでの経験で培われた高度な技術・豊富な知識をもとに、安心・安全・効果的な日帰り白内障手術、緑内障レーザー治療を行います。
高性能な医療機器を導入
当院では「白内障手術装置 Cube α」「光干渉式眼軸長測定装置 OA2000」「YAGレーザー」など、日帰り手術のために各種高性能な医療機器を導入しております。これらの機器を活用して、診査・診断から治療までをスムーズに進行させて、皆様に安心して受けていただける日帰り手術をご提供いたします。
患者様の不安を和らげる心配り
なかつぼ眼科では、経験豊富な医師が各種医療機器を活用して手術を行います。執刀する医師の技術と施術環境を担保するのはもちろんですが、患者様が不安なくリラックスして手術に臨んでいただけるように心を配ります。
治療内容が不明瞭なままだと、患者様の不安は増す一方だと思います。手術内容については、ご納得いただけるまで事前にきちんとご説明いたしますので、不明な点があればご遠慮なくお尋ねください。
当院が行う負担の少ない日帰り手術
日帰り白内障手術
白内障の手術では、角膜(目の表面)を切開して濁った水晶体を取り除き、眼内レンズ(人工水晶体)に置き換えます。主に進行した白内障(水晶体の混濁が進んだ状態)の治療法として選択され、ある程度の視力回復が期待できます。
眼球内に挿入するレンズには「単焦点眼内レンズ」と「多焦点眼内レンズ」の2種類があり、治療後の見え方にも違いがあります。
点眼による麻酔を行うので、手術中の痛みはほとんどありません。また、複雑な症例でなければ、手術時間は比較的短時間で済むことが多いので、日帰りで受けていただくことが可能です。
緑内障レーザー治療
緑内障の症状改善のために、レーザーによる治療を行うことがあります。緑内障は主に眼圧の異常上昇によって起こる疾患で、その多くが房水(眼球内を循環する液体)の生産・排出異常が原因で生じます。
レーザー照射によって房水の排出をコントロールすることで、低侵襲な治療が可能となります。緑内障の種類によって細かな照射部位は異なりますが、いずれの場合でも点眼による麻酔を行うので治療時の痛みはほぼありません。両目を合わせても10分以内に終わることが多いため、日帰り手術が可能です。
その他の日帰り手術
眼瞼下垂
眼瞼下垂の手術では、垂れ下がったまぶたを外科的に上に引き上げます。眼瞼下垂の状態によって処置が異なりますので、その原因や程度によって適切な方法を選択します。多くの場合で日帰り手術が可能です。
逆まつげ(内反症)
先天性の逆まつげの場合は成長とともに自然治癒することも多いので、特段の治療が必要ない場合も多いです。しかし、一定の年齢になっても自然治癒しない、あるいは加齢によって逆まつげが生じた場合などには手術が必要となることもあります。
複雑な症例でなければ日帰りでの手術が可能です。
日帰り白内障手術の流れ
step01
診査・診断
視力検査、顕微鏡検査、眼底検査などを実施して、白内障の進行度や他の眼疾患の有無を確認し、手術が適応かとうか判断します。
そのうえで手術を希望される方には、さらに詳細な検査を行って、適切な眼内レンズを選定します。
step02
手術の説明
患者様一人ひとりの状態に合わせて、適切な手術計画を立てます。
手術の流れ、合併症のリスク、手術前後の注意点について詳しくご説明します。
点眼薬を処方しますので、指示通り点眼してください。
step03
手術3日前
手術3日前から処方した点眼薬を1日3回、点眼してください。
step04
手術当日
手術当日の朝、散瞳のための点眼薬を定期的に点眼していただきます。
その後、お伝えした時間に当院へご来院ください。
step05
診察
ご来院いただいた後、当日の目の状態を確認します。
step06
麻酔
点眼麻酔を行います。
step07
角膜の切開・水晶体の除去
角膜を2~3mmほど切開し、水晶体を細かく分解して眼球内から完全に取り除きます。
step08
眼内レンズの挿入
水晶体を除去した後、そこに人工の水晶体(眼内レンズ)を設置します。
step09
手術終了
最後に、眼内を洗浄すれば手術は終了です。
step10
帰宅
術後、院内でしばらくお休みいただいた後、患部の状態を確認して問題がなければご帰宅となります。
眼帯を着けてご帰宅いただきます。
step11
帰宅後
術後はご自宅で安静にしてください。
入浴や洗顔は避け、就寝時も眼帯を着用してください。
step12
術後の診察
手術翌日に診察を行い、視力の状態を確認します。また感染症が起こっていないかも確認します。
緑内障レーザー治療の流れ
step01
視力と眼圧の評価
患者様の視力と眼圧を測定し、現在の目の状態と緑内障の進行度を詳細に確認します。
step02
隅角検査
細隙燈顕微鏡を使って隅角(房水の流れる経路)を検査し、房水の排出に問題があるかどうか確認します。
step03
眼底検査
視神経がどの程度、損傷を受けているのかを調べます。
治療方針を決定するうえで重要な検査となります。
step04
視野検査と眼底の3D評価
患者様の視野の範囲を詳細に分析し、視野欠損の有無を確認します。
さらに3Dイメージング技術により視神経を詳細に解析し、緑内障の段階を正確に診断します。
step05
レーザー治療を実施
レーザー治療の前に、眼圧上昇を防ぐために点眼を行います。
その後、点眼麻酔を施し、レーザー治療を行います。
患者様によって異なりますが、通常5~10分程度で処置は終わります。
日帰り手術Q&A
日帰り手術にはリスクはありますか?
手術後、すぐに日常生活に戻れますか?
手術後の回復状況には個人差がありますが、多くの場合、翌日から日常生活を送っていただけます。ただし、必ず医師からの注意点を守るようにしてください。
手術中、痛みはありますか?
麻酔を使用するため、基本的に痛みは心配いりません。術後も痛みを感じることは少ないですが、必要に応じて痛み止めを処方します。
A: 手術中は局所麻酔を使用するため痛みはほとんどありません。手術後も痛みを感じることは少ないですが、必要に応じて痛みを和らげる薬を処方します。
健康保険は適用されますか?
日帰り白内障手術と緑内障のレーザー治療は、保険適用となります。詳細は当院までお問い合わせください。
高齢なのですが、日帰り白内障手術は受けられますか?
日帰り白内障手術はお体への負担が少ない手術ですので、ご高齢の方にも受けていただくことが可能です。
日帰り白内障手術を受ける際、どんな準備が必要ですか?
事前診察で点眼薬を処方しますので、それを手術3日前から1日3回、点眼してください。
日帰り白内障手術を受けるタイミングは?
個々の患者様によって異なります。例えば、視力の低下により日常生活に支障を来すようであれば、手術を検討するべきだと言えます。
手術後のフォローアップはどのように行われますか?
手術後は定期的にフォローアップを行い、患者様の回復状況を確認します。
気になる症状・異変があれば、すぐに当院へご連絡ください。